SNSへの動画投稿とは違い、撮り直しや編集ができないのがリアルタイム配信のライブコマース。
どんなに話すことに長けているテレビタレントやライブ配信に慣れているインフルエンサーに出演してもらっても、商品の魅力を適切に的確なタイミングで伝えなければ購入してもらうことはできません。
そこで、必要になるのが台本です。
台本を用意しておけば、アピールポイントを伝えそびれることなく、効果的に商品を訴求することができます。
「商品知識が十分にあれば、台本はなくても大丈夫?」
「どうやって台本を作成すればいいの?」
「おすすめの台本の構成は?」
など、今回はライブコマースの台本に関するお悩みにお答えしていきます!
Contents
ライブコマースに台本が必要な理由
ライブコマースは、視聴者の質問やコメントにその場で答えていくため、台本は不要なのではないかと考える方も多くいらっしゃいます。
もちろん一言一句台本に落とし込む必要はありませんし、視聴者の反応によって臨機応変に内容を変えていくことは重要ですが、台本が全く必要ないわけではありません。
台本が必要な理由は主に3つあります。順に解説していきます。
タイムスケジュール管理のため
「出演者同士の会話が盛り上がり、肝心の商品紹介で伝えられないポイントがあった」
「商品紹介はできたものの、質問やコメントに回答する時間を十分に設けられなかった」
などと後悔しても、ライブコマースではやり直しすることができません。
台本には時間配分を記載して、円滑に進むよう進めていく必要があります。
アドリブには限界があるため
ライブ配信の時間は1〜2時間が一般的。
どんなに商品を知っている担当者でも、あるいはどんなに話すのが得意なタレントやインフルエンサーでも、その時間アドリブで話し続けるのは難しいのではないでしょうか。
仮にアドリブで乗り切ることができたとしても、場当たり的な対応ではエンターテイメント性に乏しく、視聴し続けてもらえないかもしれません。
アドリブ部分は視聴者とのコミュニケーションの最小限にとどめ、台本には視聴者の感情を揺さぶり購入を促すストーリーをしっかり盛り込みましょう。
購入方法を適切に伝えるため
「商品を購入したいと思ったのに、購入ページへのリンクがわからず、結局買えなかった」となっては意味がありません。スムーズに商品購入してもらえるよう、台本に商品購入までの流れの説明を入れましょう。
購入を促すタイミングも重要です。あまりにも頻繁に購入を促しすぎても押し付けられてると感じてしまいますし、購入のチャンスが少なすぎても購入に繋がりません。
その場の勢いで購入を促すのではなく、事前に視聴者に響く台本を用意することがポイントです。
ライブコマースの台本の構成
理想的な台本の構成について説明します。
「オープニング」「商品紹介」「エンディング」の大きく3つのパートにわかれます。
オープニング
「オープニング」で話す内容は以下の通りです。
・挨拶
・自己紹介
・出演者の紹介
・ライブコマースツールの操作方法(購入方法も含む)
・ライブコマース特典の提示
・配信内容の説明
出演者は複数人の場合が多いです。進行役がまず自己紹介をし、商品を紹介するインフルエンサーやゲストを紹介します。
ライブコマース最大の特徴は、コメントを通して双方向のコミュニケーションができること。
冒頭から終了まで、コミュニケーションを取りながら理解を深めていくために、ライブコマースツールの操作方法の説明は必須です。
質問・コメントしやすい環境を演出しましょう。
また、ライブからの離脱を防ぐために、最後に特典の説明があることを冒頭部分で伝えるのも効果的です。
商品紹介
ここでは商品の紹介と質問対応を行います。
・ブランド紹介
・商品紹介
・視聴者からの質問対応
商品の良さや価格の安さなどの「メリット」を並べるだけでは顧客を惹きつけることはできません。
「ターゲットのどのような問題を解決したいのか」を考え、「メリット」の先の商品から得られる「ベネフィット」を伝えることで購買へと誘導しましょう。
質問対応は最も出演者のアドリブ力が問われる部分。視聴者にとって気になる点を出演者が積極的に聞き出し、疑問を解消することで購入へとつながります。
エンディング
エンディングの流れは以下の通りです。
・おさらい&メッセージ
・購入方法の説明
・見逃し配信の告知
・挨拶
エンディングでは、これまでの配信のサマリーを伝え、商品の購入を一押しする言葉をかけます。
商品の購入までのフローも忘れずに説明してください。
また、途中から視聴した方の購入を促すため、見逃し配信の告知があるとより良いでしょう。
過去に紹介した商品の中で関連性が高いものがあれば、その配信を案内しクロスセルを狙うのもおすすめです。
台本はプロに任せるのがおすすめ
ライブコマースにおいて、予め台本を用意しておくべき理由や理想的な台本の構成についてご理解いただけたでしょうか。
エンターテイメント性が高い台本は、視聴者の購入意欲を上げることに繋がりますが、最初からそのような台本を作るのはなかなか難しいのが現実です。
台本はライブコマースの一部の工程で、他にも出演者のキャスティングや集客のためのSNS運用や広告など、ライブコマースの実施にあたってやるべきことは盛りだくさん。
貴重な時間を無駄にしないために、大変な台本製作はプロに任せるのがおすすめです。
戦略型ライブコマースのLIVURU(ライブル)では、台本制作はもちろん、全体プランニングから演者教育、現場ディレクションまで、全てワンストップでサポートしています。
用意するのは、売る商品だけでOK。
これまで150以上のライブを企画、実行してきた経験を元に、”見られるライブ”、”売れるライブ”を実現します。
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