​​ライブコマースのプラットフォームはどうやって決めるべき?種類やメリット・デメリットをわかりやすく解説

「ライブコマースを始めてみたいけど、何を使って配信すればいいの?」

「プラットフォームがたくさんあってどれを選べばいいのかわからない」

ライブコマースを始めるにあたり、配信プラットフォームの選定にお悩みの方も多いのではないでしょうか?

ライブコマースを配信できるプラットフォームは、YouTubeやInstagramなどのSNSから17LIVEやSHOWROOMなどのライブ配信アプリ、そしてLive kitなどライブコマースに特化したものまで、たくさんあります。

そこで今回は、日本におけるライブコマースの配信プラットフォームの種類やそれぞれのメリット・デメリット、おすすめのプラットフォームについて解説していきます。

ライブコマースの配信プラットフォームの選定における注意点

ライブコマースを始めるにあたって、最初に配信プラットフォームから選ぶのはおすすめしません。

商品やターゲット、目的に応じて、どのプラットフォームを使うのかを選ぶ必要があるからです。

ライブコマースを成功させるために必要なステップは以下の通り。

1. ライブ配信の目的を決める
2. 商品を決める
3. ターゲットを決める
4. 企画内容を決める
5. プラットフォームを決める
6. 視聴導線・購買導線を作る
7. 出演者のキャスティング
8. 台本作成
9. 必要機材の準備
10. ライブ配信
11. データ分析

こちらをご覧いただくとわかるとおり、「プラットフォームを決める」は5番目。

まずは、目的を明確にし商品やターゲットを決め、企画内容を決めておくことが重要です。

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ライブコマースの配信プラットフォームの種類

動画をリアルタイムで配信できるプラットフォームであれば、ライブコマースも実施可能です。

プラットフォームの種類は「SNS型」「アプリ型」「システム型」の大きく3つに分けられます。

一つずつ見ていきましょう。

SNS型

InstagramやYouTubeなど、SNSのライブ機能を使ってライブコマースを実施することが可能です。

メリット

・無料でライブが実施できる

・プラットフォームがユーザーに認知されているので集客しやすい

デメリット

・EC機能がないので、商品購入の際、オンライン販売サイトに移動しなければならない

アプリ型

17ライブやSHOWROOMなど、ライブ配信アプリを利用する方法です。

アプリをダウンロードしていないと見てもらえないのがデメリット。

メルカリなどの企業も参入しましたが、すでに撤退しているところが多いです。

メリット

・ライブに特化しているので、リアルタイム配信を盛り上げる機能がある

デメリット

・アプリをダウンロードしていないと見てもらえない

・EC機能がないものが多く、商品購入の際、オンライン販売サイトに移動しなければならない・商品の販売は審査が必要(企業のみ)

WEBシステム型

「SNS型」「アプリ型」は元々ライブ配信のできるプラットフォームを活用するのに対し、「WEBシステム型」はライブコマース用に作られたプラットフォーム。

代表的なものに、HandsUP、TIG、Live kit、Bambuserなどがあります。

オンライン販売サイトに移動せずに、同一プラットフォーム内で商品購入に進むことができるため、視聴者は配信を見ながら直感的に買い物することができます。

メリット

・ライブコマースに特化しているので、配信から販売までワンストップで行える

デメリット

・コストがかかる・ユーザーから認知されていないので、集客は別のSNSなどを駆使する必要がある

最初に選ぶべき配信プラットフォームはInstagram

「SNS型」「アプリ型」「WEBシステム型」の3つがあるとご紹介しましたが、それぞれに分類される配信プラットフォームが複数あるので、「結局どれを選べばいいの?」と思いますよね。

初めてライブコマースを実施するのであれば、まずはInstagramのライブ機能「インスタライブ」を使うことをおすすめします。

その理由は3つ。順番にご説明します。

無料で実施制限もないので導入障壁が少ない

条件を満たした上で、承認を受ければ無料で利用することができます。

Instagramライブを利用するにあたって、難しいセットアップや事前設定はほぼありません。

継続的にライブコマースを実施するのであれば、最初からプラットフォームにお金をかけるよりも、無料のInsragramでテスト運用を繰り返した方が成果が見込めるでしょう。

ユーザー数が多く、フォロワーを獲得しやすい

若者に限らず幅広い年齢層の人に使われるSNS。日本だけでも3,300万人以上のユーザーがいます。

フォロワーへのリーチやフォロワーから新規ユーザーへの拡散等、広く集客できるのが強みです。

一度Instagramで商品のファンになってもらえれば、別の配信ツールに切り替えたとしても商品購入してくれることが期待できます。

デザインに強い媒体なので、ライブコマースとの相性がよい

元々Instagramは写真・動画の共有に特化した視覚コンテンツを主体としているため、ライブコマースとの相性のよいプラットフォームです。

普段からユーザーの目を引く投稿をしていくことで集客効果が期待できます。

Instagramのデメリット

前述したとおり、Instagramをはじめとした「SNS型」のプラットフォームは、拡張性や管理機能に制限があります。

商品を購入するためのECカートへの導線設計にも制約があり、一般的には外部のサイトに遷移するため、配信を見ながら商品を購入できず離脱が起きてしまうのがデメリット

プラットフォーム選びに迷ったら、まずは無料で使えるInstagramでライブコマースのテスト運用を積み重ねながら、他の配信プラットフォームの利用も検討していくことをおすすめします。

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ライブコマース成功のために、プラットフォーム選定よりも重要なこと

ただ闇雲にライブを行うだけでは、知名度のあるブランドでも見てもらえない、購入されないのが現実。

プラットフォーム選定はもちろん重要ですが、その前に視聴導線・購入導線を設計することが重要です。

それぞれの配信プラットフォームにはメリット・デメリットがありユーザー層も異なるため、自社商品・ターゲット層にあったプラットフォームを見極める必要があります。

プラットフォームの選定は、工程の一部でしかありません。

他にも、ライブ配信の企画や出演者のキャスティング、結果を出すための台本作成など、ライブコマースの実施にあたってやるべきことは盛りだくさん。

実施にかかる時間やお金を無駄にしないために、最初に視聴から購入までの導線を設計し、それに沿った適切な手段を選択していきましょう。

設計が難しければ、プロに任せるのも一つの手。

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