売れるインスタライブ企画のポイント - 戦略型ライブコマース【ライブル】

インスタライブ、ライブコマースを成功させるためには、配信前に「どんな企画をおこなうのか」が非常に重要です。

そこで、「インスタライブならではの気をつけること」を含め、具体的にインスタライブの企画の考え方と注意点をご紹介します。

  • 企画を考える前の注意点・前提:「インスタライブの文化」から逸れない
  • 企画の考え方・季節性のあるお悩みから考える・商品の開発秘話やストーリーから考える

企画を考える前の注意点は、「インスタライブの文化」から逸れないこと

企画を考えるときの注意点はいくつもありますが、ここではインスタライブならではの注意点を、まずご紹介します。それが「商品を売りに来ました!」というPR感が前面に出ないようにする、ということです。ここがインスタライブにおける、本当に重要な注意点です。

まず、視聴者の視聴時の導線や気持ちを考えてみてください。視聴者(フォロワー、ファン)は「販売してほしい」のではなくて、「好きなアカウントのインスタライブを見に来ているだけ」ですよね?

とすると、もし「大好きな〇〇さんがインスタライブをしている!」と思ってライブを見たら、その〇〇さんが「この商品をご紹介します。特徴は~」のように明らかな宣伝を始めたとします。

これでPR感の強さを感じた視聴者は、白けて大量に離脱してしまうとは思いませんか?さらにいえば、商品の宣伝番組となると、それは面白いでしょうか。それも、ネットフリックスや他のSNS、ゲームなどよりも面白いものになるでしょうか?

内容自体が面白くないと、わざわざ視聴者も時間を割いてくれません。他のことをしていた方が面白いからです。なので「見てて面白いか」が重要です。

企画に慣れないうちは、つい「売れる企画にしよう」「買いたくなるような内容にしよう」と思ってしまうことが多いものですが、見てもらえなくては始まりません。

まずは「視聴者が楽しめるものにしよう」という、とても基本的な部分がズレていないかを自問自答してみてください。

なので、Instagramのアカウント主が、フラっとインスタライブを始めておしゃべりをしているような、そんな雰囲気が出る企画がおすすめです。

また、インスタライブに限らず、ライブコマースで好まれるのは「距離感の近いライブ」です。

では、どのように企画内容を考えていけばよいか。

商品が売れるインスタライブの企画の考え方

企画内容の考え方はいろいろとありますが、この記事ではライブ配信の企画に慣れていない方でも、考えやすい企画の考え方をご紹介します。それが下記の2つ。

  • ①季節性のあるお悩みから考える
  • ②商品の開発秘話やストーリーから考える

季節性のあるお悩みから考える

まず、視聴者のお悩みにその場で答える「お悩み相談」などを企画にするのが無難です。

そしてコメントを拾いつつ「そんな悩みがあるんだったらこれがいいかも。私もこれ使ってて~」といったように、普通の会話の流れで自然に紹介するのがおすすめです。

ライブコマーサーとのカジュアルなやりとりや、距離感の近い接客であればあるほど、ライブコマース独自の熱量が上がって、結果としてPR色は薄めでも商品やサービスは購入される、というわけです。

さらに視聴者に「いまちょうど悩んでるんだよね」と刺さりやすい企画の考え方のポイントが「絞り」です。

「絞り」とは、例えば「季節性」はいかがでしょうか。肌ケア商品であれば、夏なら「日焼け止め」、冬なら「肌の乾燥」などといったイメージです。他にも、例えば「年齢・性別」はいかがでしょうか。同様に肌ケア商品であれば、30代女性なら「しわ対策」、と10代女性なら「プチプラ・コスパ」などです。

この「お悩み相談」と「季節性」を合わせて考えると、考えやすく・視聴者に刺さる企画が生まれます。この企画が、売りたい商品に合っていれば「売れる」というわけです。

例えば、「とにかく日焼けに強く、肌に優しい日焼け止めの〇〇」を売りたい場合で考えてみます。単純に考えると「とにかく日焼けに強く、肌に優しい日焼け止めの〇〇説明会」となります。これでは当然だれも興味を示しません。そこでお悩み相談会にすると「日焼け相談会」などでしょうか。上記よりはよさそうです。

さらにここで「年齢・性別・季節性」を加えてみると「30代女性。”お肌のシワを防ぐ”夏の日焼け止め沼座談会」といった内容ではいかがでしょうか?

ちょっと刺激が強い内容なので、実際にタイトルにするときには相手を傷つけないようなタイトルにしたいところですが、企画の方針として、だいぶ興味を持ってもらえそうではありませんか?

参考:絞るから刺さる

ここでもしかすると「そんなに絞っても大丈夫?もっとターゲットを広くしないと、人が集まらないんじゃないの?」とご不安になるかもしれません。しかし、現実は逆です。

私たちが比べられているのはネットフリックス、TikTok、漫画、ドラマなどの「ずっと見ていたいような、面白い娯楽」です。だとしたら、「そんな興味深い内容であれば、ネットフリックスやTikTokなどではなくこのインスタライブを見よう」と視聴者に思ってもらう必要があります。

そのためには、「今ちょうど私が悩んでいたんだよね」と視聴者に深く刺さる企画である必要がある、というわけです。そして、深く刺さるためにはきちんとターゲットを絞ってあげましょう。

商品の開発秘話やストーリーを紹介する

インスタライブでの企画の考えかたの2つめは「商品の開発秘話やストーリー」です。

・なぜその商品を作ったのか
・誰のどんな悩みを解決するための商品なのか

といった商品の開発秘話を話すことで、このストーリーに共感した視聴者に商品を買ってもらえるというわけです。別にそこに感動のエピソードは必要ありません。開発に至った経緯をきちんと話せばOKです。

たとえば、

コロナ禍でのマスク生活が続いている中、マスク特有の擦れやマスク内の湿度上昇に伴って口周りのニキビが増えたというお悩みが数多く寄せられました。

そこで、マスク内が擦れず、湿度が上昇しない構造のマスクを開発しました。

といった具合です。

このように「時流に乗った」「多くの人が悩みやすい」内容をもとにすると、それはすなわち「今の、多くの人に共感されやすい話」であるといえます。

そのアンサーとして商品が開発されたという話は、多くの人の悩みを解決する商品としてインスタライブで非常に好印象を持たれます。

企画にプロの意見も取り入れる

この記事ではいろいろな手法をご紹介してきました。

ただし、インスタライブ・ライブコマース・インフルエンサー起用などなど、慣れていないと陥る罠が多くあります。残念ながら、最初は罠に陥る可能性が高いです。

とはいえ、初期段階から失敗せずにある程度の成功を収めたい方々もいると思います。そのような方にこそ、プロの視点でお手伝いさせてください。これまで数々の成功を収めてきた弊社の手法などをお話しできます。

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